麿赤兒主宰。1972年創設。
その様式を”天賦典式”(てんぷてんしき:この世に生まれ入ったことこそ大いなる才能とする)と
名付け、忘れ去られた「身振り・手振り」を採集・構築し、数多くの作品を生み出している。
1982年、舞踏カンパニーとしては初のフランス・アメリカ公演を行い、鮮烈なインパクトを与えて広く
「Butoh」を浸透させた。
また、麿赤兒の考え方である「一人一派」を実践し、
山海塾や室伏鴻など多彩な舞踏グループ及び舞踏手を多数輩出している。
現在、東京・吉祥寺にあるスタジオ「壺中天」(こちゅうてん)を拠点とし、様々なユニットを内蔵、
大駱駝艦・天賦典式公演並びに壺中天での公演を精力的に行っている。
舞踏ワークショップも随時実施、毎夏恒例となった長野県白馬村での舞踏体験合宿には、
国内外から多数の参加者が集まる。
1974年、87年、96年、99年、07年、12年、19年 舞踊批評家協会賞受賞。